3月1日、埼玉から連泊のお客様がお越し下さいました。
彫刻家の柳澤飛鳥さんです。4泊5日の滞在。
柳澤さんは美濃和紙の里会館で3月1日から30日まで開催される
『触れて聞いて視るアート展in美濃』で作品を提供されており、初日から5日までと
終了ちかくの25日~30日まで参加の為、美濃に来られました。
目が見えなくても名画を鑑賞したいという視覚障害者のために、触れることによって名画を楽しんでもらおうというアート展です。また絵に触れると解説が流れるようにもなっています。

こちらは触る水族館


柳澤さんは、仏像を始め、ブロンズ像や野外彫刻、オブジェ。。様々な地域や国で作品を提供されて来ました。豊かな感性とアイデアで多くの実績を積み重ねられて来ました。今回はボランティアに近い形で活動されています。美濃和紙を活用しての作品作りも含めていろんな視野で展開を考えられています。
『触れる世界の名画集』。こちらは世界初の試み。視覚障がいの方々が触る事により、これまでの文字の説明以上に絵をイメージしやすくされたそうです。
素敵な試みだと思いました。
今回の内容を知り、まだまだ分かっていない・知らない事があるのだと実感しました。
日本だけでなく、世界の視覚障がいの方々に喜んで頂きたいと夢を語られていました。
今回の和紙の里会館での展示の規模は小さいですが、今後は大阪の美術館や博物館にも
展示の依頼が来てる様なので広がって行きそうです。

紙漉き研修の加藤さんと柳澤さん。
柳澤さんは本当に明るく気さくで気取らない方。いろんなお話をお聞かせ下さいました。
技術屋さんであり、スポーツもされていて趣味も多彩。いろんな刺激を頂いた5日間でした。
ありがとうございました!(^^♪
柳澤さんのHP →
『ART WING』美濃和紙の里会館のHP →
『触れて聞いて視るアート展 in 美濃』
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