最近めっきり邦画フリークになっている私です^^
年齢的なものなのか、身近に感じられる感動が心地いいのかも知れない。
ただ日本映画が良くなってるのも確か。
優しい映画でした。
命を題材にしていて、生きる事の苦しさとだからこそ大切に生きたいと願う心。。そして、未来に繋がる命への希望を描いた映画だと思います。
震災の年の最後に、ふさわしい素敵な内容でしたよ。
人の死と向き合う仕事『遺品整理屋』。改めて、感じるものがありました。
孤独に亡くなった方々の部屋。。でも確かにそこで人は生活し生きていた。
命はそこにあったんです。孤独死の背景とその後も上手く描かれていました。
そして生きる事の苦悩。。
人は少なからず、何かを背負って生きている。それが過去の失敗、後悔、傷付けられたり傷付けたり。。でも前に進まなければならない。もがきながらも自分の生きる意味を探し、踏ん張っていると思います。
これらを上手く物語に絡めながら、人と人との繋がりと命の繋がりは大切なんだと言う事を
伝えてくれた映画でした。
主演の2人が素晴らしかった。特に岡田将生さんの演技が良かったです。
自然体で、無理のない演技が素晴らしかった。感情的な場面があるのですが心を揺さぶられました。
榮倉菜々さん演じる女の子のひたむきな姿が素敵でした。それがあったからこそラストの感動が大きかったのだと思います。
心に傷を負った女性を体当たりで演じられていました。素晴らしかったです。
最後は自然と涙がこぼれました。先日観た『神様のカルテ』と同じように徐々に込み上げてくる涙。。今回の映画と『神様のカルテ』の2作品は個人的には今年の上位に入る作品だと思いました。
アントキノイノチ。。10代の頃、20代の頃。。あの時も悩みながらも生きていた。
それがあるから今に繋がってる。
命が絶えようとも、次に繋がる命が必ずある。。無駄な生、命など無いのだと語りかけてくれた気がしました。
お元気ですか?! 映画のキーになる言葉です。
良かったらご覧になって下さいね^^
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