先日、アルピニストの野口健さんがネパール・ヒマラヤの状況を報告していた。
野口健のファンではないが内容が深刻だったので目を引いた。。
環境問題に興味のある人なら知ってるかも知れませが。。
『ネパールには現在3,252の氷河と2,323の氷河湖があり、5年から10年の間に20以上の氷河湖が決壊の恐れがあると報告しています。その中の4氷河湖が特に決壊の危険性があると報告をしてるそうです。氷河湖は決壊をすると、洪水が起こり多数の死者を出す恐れがあるのです。氷河の融解が加速している背景にはこのような地球温暖化の影響をヒマラヤ山脈も受けている証拠なのです。。。。。』
詳しくは
http://www.noguchi-ken.net/message/b_num/2007/7_0603.htmlどうやら自分達は、豊かな、快適な生活と引き換えに気候や自然の変化を感じられなくなっているのでは。
これがもし身近な問題だったら。。必死でなにか行動を起こすかもしれない。
しかし、暑ければ冷房があり、天候が少し異変しても食事に困らない。自然と共に歩むべき生物の我々が自然を感じられない、自然を無視した生活を手に入れてしまった。
いや、進歩した文明を全て批判するつもりは無いんです。
偉そうな事を行ってる自分もどっぷりですから。。
ただ、人間はバランスを考えられなかったのが大きな間違いだったと思う。目先の便利さや、快適さだけを追いすぎた。。
自分は以前、山仕事の経験があり、山の中で暮らした事があります。町と名がついていたが人口も少なく、村と言っても言いくらいでした。夜7時を過ぎれば、店は全て閉まり、大きな買い物は4~50分走らなければならなかった。
詳しくはまた改めて書こうと思うけど、あの経験で、自分はどこでも生きていける自信をもらった気がします。
その中で、不便さがある分、ものを大切にしたり節約したり、生活の知恵を生み出したり。。自然の変化を肌で感じる事も出来た。

今は少し郊外に住んでいて、以前より快適かもしれません。。
快適な生活や、便利な生活はすぐに変えれませんが、今起こってる事を知る事、感じる事はもう求められてると思います。
快適な、便利な生活を得た先進国の代償を、受けざるを得ない途上国、自然と生活をしている人々の事を。。。
バイオ燃料もいろんな課題を抱えてるようです。バイオ燃料の原材料を作る為にまた環境破壊が行われている。。本末転倒。。何をやっているのか。。
昨年の秋から始めた、買い物の際のNOレジ袋は大分習慣化しました。スーパーにはトートバックで。
ただコンビ二ではまだ出来てない事が多い。。その時は2つに分ける物を一つにしてもらいレジ袋の枚数を減らす努力はしますが。。レジ袋をもらう事全てが悪いとは思わないです。ゴミ袋としても利用できるので。ただ、ちょっとした意識が大切なのかなって。それが広がっていけば大きなものになるから。
川で遊ぶ事も多いので自然を体で感じさせてもらえる。だからこそ少しずつでも出来る事を。。。
自分より出来てる人は沢山おられます。頭が下がります。
日々に流されつつも、流されない部分を持ち続けたい今日この頃です。
スポンサーサイト
コメント