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父親達の星条旗

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見てきました。。


正直、第2次世界大戦での沖縄での悲惨な状況は学んだりしていたが、硫黄島については何も分かっていなかった。
島としては本当に小さな島。こんなちっぽけな島になぜ、あそこまでの大部隊をアメリカは投じたのか?!あそこまで時間と費用と人命を費やしたのか。。この映画で学びました。。
日本を攻める為の拠点として、爆撃機の発着地点として必要不可欠な島だったのだ。

そして星条旗を立てるにいたるエピソードとその写真に写ってしまった為に国に利用され翻弄される兵士の姿。。 それも分かりやすく語られていた。

アメリカはベトナム戦争末期のカンボジアの内戦の際にも
隠蔽(いんぺい)を行っている。反乱軍の基地と間違え、一般の都市を爆撃。。誤爆したのだ。 独りのジャーナリストによって明るみに出るが。。このような事は戦時下では日常茶飯事なのかもしれない。中東・イラン・イラクにおいてもしかり。。
先日の報道で、イラクで兵士が少女をレイプ、親も殺害。。 またか。。。戦争では人は神経が麻痺する。

映画を見ていると、米軍が硫黄島に上陸侵攻する場面。。
すさまじく、衝撃的な場面が続く。。横に座ってる男性お菓子をパリパリ。。それが悪いと言う訳ではないが、違和感を覚えると同時に、今と言う時代を象徴してるように感じた。。
戦争もテレビのゲームを見るような感覚になってるのかも知れない。連日、メディア、雑誌などでの残虐なシーンや写真。。
見慣れてしまい何も感じなく麻痺してしまってるのでは。。
自分自身にも問いかけた。 自分の中の大切な感性は失わないようにしなくては。

硫黄島での日本兵の覚悟。。
簡単に自決してはいけないのだ。彼らはこの島で戦う事を命ぜられた時点でもうそれは死を意味していた。 だから体が動ける限り、最後の最後まで戦う事が使命になっていた。。米軍を手こずらせ恐れられた彼らの本当の姿はどうだったのか?!彼らが掘った基地ともいえる洞窟。。
その中には今でもきれいな状態で手紙や衣服が残っていると言う。。

次回公開される『硫黄島からの手紙』が待ち遠しくなった。
極限で戦わざるおえなかった彼らの心、どう描かれてるのか。
今回、『父親達の星条旗』を見ることでますます、日本側の映画を見たくなりました。
もしこの2部作に興味がある方は先に『父親達の星条旗』を見ることをお勧めします。

当時、アメリカでは英雄が必要とされたが、兵士にとっては英雄は必要ではなかった。。

見る価値ありの映画でした。
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minowarabi

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